| main | <こんにちは、講師の砂川です!>ポツリ…つぶやきvol.2 >>

<はじめまして、講師の砂川です!>ポツリ…つぶやきvol.1

新年度が始まって、学校や職場はそろそろ落ち着いた頃でしょうね?
指導者の立場で音楽を教えるようになり、早くも30年。
しかし、私は未だに伝える事や、教える事の難しさに苦悩しています。
今回は、子供のピアノの指導について少しつぶやきたいと思います。

 

ピアノを習っても、みんながプロになる訳ではありません。
もちろん、生徒がその道を希望して可能性があれば、プロを夢見るのも素晴らしい事だと思います。
しかし、ほとんどは習い事の一つで終わってしまいます。
ならば習ってる期間は、音楽を通じて何を習得&感じさせてあげれるか…が、私の指導のテーマでもあります。
お勉強やスポーツやその他の習い事と同様で、子供のやる気があれば成長は早いと思います。
しかし、ピアノの上達には日々の練習という、子供にとって面倒な積み重ねが必要であります。
好きという気持ちも大切ですが、努力+忍耐もかなり必要であります。

 

レッスン日までに、しっかり練習して来る子供は、残念ながらあまりいません。
中学生になってもレッスンに通って来る子供は、ようやく練習の大切さに気付いたのか、きちんと課題はこなしてきます。

 

指導中に『練習してないやろ?』とひとまず説教しますが、残念ながら効果はあまり有りません。
思えば私自身、子供の頃は真面目に毎回練習していったか…といえば、かなり不真面目だったと思います。
まったく怒らない先生だったから、かなり甘えていたと思うのです。

 

練習しない事を責めるより、ピアノを通じて何を感じさせてあげれるだろうか…。
練習したら弾けるようになる。
弾けたら嬉しい&楽しい。
(先生がうるさく説教しなくなったのもセットかもしれません)
やはり、自然にそれに気付くのは、子供も私も努力&忍耐なのだろうと思います。

 

怒られたら泣く子供が多い。
しかし、見方を変えると、泣くのも勇気がいることです。
私と子供との信頼関係も重要であります。
もちろん、親御さんとのコミュニケーションも私は重要視しています。
『厳しくして下さい』という親御さんが少なくなったのも実感ですが…。

 

感じる力に、喜怒哀楽は大切です。
最終的に、ピアノが得意であれば良い。
子供の成長段階でピアノを通じていろんな感情を持って欲しい。
忍耐&努力で積み重ねの大切さも学んで欲しい。
私の思いはたくさんあるけれど、子供の個性は一人一人違うので、これからも苦悩しながら子供達と育んでいくんだろうなーと考える日々です。

 

砂川音楽教室

http://www.sr-mugen.html/school.html

 

セント・マリアージュ公式HP

http://www.st-marriage.com

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